園は、日本薬局方収載植物見本園・その他薬用植物見本園・栽培園・薬用樹木と区分され、その北側の斜面にはキハダ・トチュウなどの薬草樹木を自然林のように植えられ、遊歩道を歩きながら見学ができます。一般公開をしていますので、お申し込みにより見学ができます。この園は学生の生きた教材として生薬学などの授業や実習で利用されるほか、各研究室への研究・実験材料の提供・学外の各方面への資料の提供など年間に1,000名を超える見学者や植物の講座などで幅広く利用されています。
■神戸薬科大学 薬用植物園 沖 和行 先生プロフィール
神戸薬科大学 薬用植物園 沖 和行 先生
1954年2月17日生まれ。神戸薬科大学の薬用植物園にて栽培・分類に携わる。長年の豊富な知識と経験を生かし、野外での食べられる野草・薬草の調理指導。その他、各地で薬草やハーブについて公演多数。