二十一世紀の食卓は飽食やグルメで彩られるのではなく、人体と産物を環境破壊から守る、体にやさしい食卓だとおっしゃっていました。世界四十ヶ国以上で伝統的な家庭料理を学ばれたそうです。その中でもロシア料理は、まさに今昔を問わず理にかなった料理で無駄のない生活の知恵がいっぱいだと。
世界中の主婦から学んだ生活の知恵やエピソードなどもお話しされ、当日は、先生手作りの試食会もあり、とても有意義な講演会でした約80名の方にご来場いただき、会場いっぱいでした。
■プロフィール
料理研究家 荻野恭子先生
東京に生まれる。父が飲食店を経営していた為、幼児期より料理に興味を持つ。女子栄養短期大学卒、(旧)恵比寿中国料理学院師範、(旧)ワールドクッキングスクール師範辻留(辻義一氏)より師事・龍雲庵(後藤紘一良氏より師事)・茶道石州流教授。調理師免許を取得。
日本テレビ゙『キューピー3分間クッキング』TBSテレビ゙『はなまるマーケット』その他多数出演。料理教室「サロン・ド・キュイジーヌ」主宰
著書
ロシアの保存食(東洋出版)
ロシアの郷土料理(東洋出版)
とっておきの保存食(NHK出版)
ロシアのパンとお菓子(東洋書店)
家庭で作れるトルコ料理(河出書房新社)
ヨーグルトマジック(文化出版局)
毎日使えるおむすび便利帖(家の光協会)
他、多数執筆されています。